21世紀6203日目のオンガク

曲名:Jingle Bell Rock(ジングル・ベル・ロック)
歌:Randy Travis(ランディ・トラヴィス
1992年


さぁ,クリスマスソング強化期間もラストとなりました。
クリスマスおめでとう!

ジングルベル・ロックは,古くから色々な人が歌っているんだけれど,
とにかくランディ・トラヴィスのこの,こてこてのカントリー&ウェスタンな
声と歌い方が,いなかのちょっと雪深い林のそばのログハウスで,
家族とか近所のお家の人とかお友達一家とかが集まって,
みんな暖炉を囲んで,クリスマスホームパーティやっているような,
ゆったりのんびりあったかーいクリスマスという感じがして,
大好きなんです。

途中で一度歌い終わりかけるんだけれども,
「もいっちょやるかい?」(なぜか北海道弁)みたいに
また続くというような演出も,だら~っとしていい。

ランディ・トラヴィスさんは,このべたぁっとしたカントリーの歌い方なのに,
御覧のとおり,アーノルド・シュワルツネッガーみたいなちょっと怖い感じの顔。
そして,またギャップなのがよくて,俳優としてもハリウッド映画に何本か出ている。
しかも,日本じゃ全然だが,お国ではカントリーミュージックチャートで16曲も
1位を獲得しているスターだ。
知らなかったのだけれど,2013年に脳梗塞で倒れ,意識不明になっていたが,
リハビリを続けて,去年音楽の殿堂入りを果たして授賞式に出席し,まひは
ありながらも,アメイジング・グレイスをほんの一節歌ったそうです。
この伸びやかな,カントリーな声がまた聞けるといいんですがねぇ。

21世紀6202日目のオンガク

曲名:All I Want For Christmas Is You(恋人たちのクリスマス)
歌:Mariah Carey(マライア・キャリー)
1994年 TVドラマ『29歳のクリスマス』主題歌


こないだ,ふと思い出して,「29歳のクリスマス」の動画を見た。
オープニングの,この曲がかかるところ,胸熱だ。

このドラマは20代の頃,リアルタイムで見ていたわけだけれど,
何がすきだったかといえば,主人公3人(女2人,男1人)のうち,
男子だけが普通の結婚をして終わり,女2人は,相手のいぬまま
お互い助け合って生きていこう的な,悲しくもなくたくましい
終わり方だ。

これからみようかと思う人には,ネタバレになるけれど,
主人公ヒロインは,山口智子
もう一人は松下由樹
この2人が,いろいろあって,学生時代の男友達の,
柳葉敏郎の家に転がり込んで3人で住むことになり,
山口智子は,仕事で仲村トオルと出会い,うまくいきかけるが
ちょっと曖昧な未来に期待できる終わり方をする。
松下由樹は,既婚者とつきあっていたが,それを清算し,
ちょっと1回の勢いで別の男の子どもを妊娠する。
結局,相手にはそのことを告げず,シングルマザーになることを
選ぶ。
山口智子が,子育て手伝ってやる!お父さんになってやる!
と言う。
ギバちゃんは,そういういろいろな事情をしらされないまま,
御令嬢を落とし,幸せな結婚にこぎ着く。
という終わり方。

とにかく,マライアのこの曲は,ドラマの主題歌だったことが大きく,
日本では一気に火がついいて,世界に先駆けて売れたんじゃないかと思う。
今は英米でも,人気の高いクリスマスソングになったようです。

21世紀6201日目のオンガク

曲名:Driving Home for Christmas
  (ドライヴィング・ホーム・フォー・クリスマス)
歌:Chris Rea(クリス・レア
1988年


ゆったりと運転している感じ。
うっとりするピアノの音色。
クリスマス休暇で車を走らせ家路を急ぐという歌。
きっと,「圧雪・アイスバーン」にはならない雪国じゃないところの
人が作ったんだろうと思う。

クリス・レアさんは,1980年代には渋いおじさんだったが,
最近のライブ映像をみたら,ウィリー・ネルソンみたいな風貌になっていて
びっくりした。もうちょっとアーバンな感じだと思っていが・・・。

天気予報で,強い寒気,強い雪,道路は圧雪・アイスバーンになりご注意ください,というのが冬の北国の定番だ。

ホワイト・クリスマスよりも,何よりも恐ろしいのは,
ブラック・アイスバーンだ。
まぁ,分からない方は,ちょっと調べてみて下さいな。

クリスマスムードが一気に盛り上がる,一曲,でした。

21世紀6200日目のオンガク

曲名:Winter Wonderland(ウィンター・ワンダーランド)
歌:Eurythmics(ユーリーズミックス)
1987年


今日は冬至です。
一年で一番日が短い,真冬の始まり,ここから生きとし生けるものは
再生していくのです。

この曲もスタンダードナンバーで,いろんな人が歌っています。
エルヴィス・プレスリーとかも。

なぜユーリーズミックス版か?
1987年に,何かのチャリティで,
『A Very Special Christmas』というアルバムが出ました。
真っ赤なジャケット,キース・ヘリング の絵。

マドンナやらボン・ジョヴィ,スティング,ブルース・スプリングスティーン
1980年代半ば~後半のビッグネームが,目白押しのアルバム。

ずっと聞き続けて早くも30年が経つわけです。
すごいな。30年か…。

で,まぁ,そういうこともあり,選んでみました。

先日,夜7時過ぎに帰宅途中,我が家に近づいたら,何か四足の動物が
道路を横切っていきました。
ネコっぽくもなく,今頃,こんな極寒の住宅街に野良犬が放置されっぱなし
ってことも,まぁ,無い。
見えたのは一瞬だったが,やたらとしっぽが立派。

そうか!キツネか!

いくら北海道でも,こんなに家の近くで,キタキツネなんか見たことないわ。
富良野じゃないんだし。
どうしちゃったんだろう,原始林(森林公園)は餌不足なんだべか?
いやぁ,エキノコックスとか恐いなぁ。

冬至で冬を楽しもうと,キックキックトントン,っつって,キツネの幻燈会とか
催されるんだべか?

21世紀6199日目のオンガク

曲名:Let It Snow, Let It Snow, Let It Snow
  (レット・イット・スノー)
歌:Vaughn Monroe(ヴォーン・モンロー)
1945年


ipod任せをやめて,クリスマス強化期間に突入。

れりっつのうれりっつのうれりっつの~う
と,この曲はいろいろな人が歌っているスタンダードナンバーで。
シナトラやアンディー・ウィリアムスのが有名だったりするし,
このDig Dig Snow & ONGAKUでもすでに

アメリカのドラマ『アリーmyラブ』で登場していたヴォンダ・シェパード版の
レット・イット・スノーも出てきてます。
 >>5697日目のオンガク

なのに,なぜ,このあまり知られてないヴォーン・モンロー版なのかというと,
クリスマスになると決まって死にそうになるあのジョン・マクレーン刑事が
活躍する映画『ダイ・ハード』の,エンディングに流れるのが
このヴォーン・モンロー版だから。

いいですね,もっさりした歌声。
少し温かい夜の湿って重い,大きくて綿のような雪を連想させる。
新潟にいた頃,そんな雪がよく夜に降って,1番で30センチぐらい
あっというまに積もってました。

ここ北海道では,最近はちょっと温暖化もあるのか,
温かい雪が降りがちですが,12月の下旬ともなると,
寒くてシバレて,歩くとキュキュッキュと音の鳴るような,
しまった粉雪が降り積むのです。
モンローさん的ではない。

21世紀6198日目のオンガク

曲名:Viva La Vida/Domino Dancing
   (ヴィヴァ・ラ・ヴィダ/ドミノ・ダンシング)
歌:Pet Shop Boys(ペット・ショップ・ボーイズ)
2009年


今日は,ipodのチョイスではなく,私のチョイスで。
ホルター心電図検査のような小さな検査から,
丸一日絶対安静の大掛かりなカテーテル検査まで,
心臓関係で,いろいろな検査を受けてきているのだけれど,
先日初めて心臓のMRI検査を受けました。

すでに周りのお友達や知人から,「MRI検査はつらかった」と
聞かされていて,正直,かなりビビっていました。

音がうるさい,
狭くて暑い,
身体が固定されて微動だにできない
造影剤も使うし…

と散々聞いてたから,すごい覚悟をして行ったわけ。
その覚悟が功を奏したのか,
思ったよりなんともなかったなぁ・・・という感想ですよ。

私は閉所とか高所とか,どっちかといえば得意な分野で,
子どもの頃なんかは,押入れの上の隅っこに,布団をもっていって
寝ようとしたり,寝台車の2段ベッドがスペース的に狭くて好きだったり,
まぁ,そういうこともあって棺桶の中みたいな狭さに1時間閉じ込められても
それほど苦痛でなかった。
固定されてたのも,うまいぐあいにリラックスした体勢で楽だった。

音,音はねぇ,遮音のためにヘッドフォンをつけられたけど,それでも
相当うるさかったな。耳が悪くなりそうだった。
でも,1時間もいると,慣れて,なんかこのリズム…聞いたことあるな~
みたいなね,そのうち音も無視できるようになって,
ちょっとうとうとしかけたりしてましたよ。
まぁ,何度も何度も,「息を吸って,吐いて,止めて」と言われるので,
うかうか寝てはいられないんですが。

聞いたことあるこのリズム,このゴンゴンゴンという音,ビーという機械音。
ペット・ショップ・ボーイズにこんな曲あったなぁと思い出しながら。

それが,この曲。
歌が始まる前のところが,MRIです。

ところでこの曲のオリジナルはコールドプレイ。
日本語タイトル「美しき生命」。
コールドプレイの代表曲といってもいい。
それがまた,PSB(ペット・ショップ・ボーズ)にしてやられて,
まんまとPSB風に良い感じにできあがっているのが,
どちらのバンドも好きな私には嬉しい1曲です。
PSBのクリスマスのシングルCDに入っています。

これを爆音で聞きながら,押し入れで微動だにせず寝れば,擬似MRI体験できます。


21世紀6184日目のオンガク

曲名:恋人達のペイヴメント
歌:アルフィー(現:THE ALFEE) 
1984


これはもう冬の歌なんだけれども,やっぱり関東の太平洋側の,雪が降らない冬という感じがするね。
ここ北海道では,今年はすでに10月13日にごそっと初雪が降りました。
その後雪は消えて,今また本格的にようやく降ってきたところ。

アルフィーは,桜井さんが大好き(桜井さんが歌うのが好き)なのだが,
でも,この曲や『スターシップ』がアルフィーで好きな曲,ベスト5に入るかな。
どっちも,高見沢さんなんだけど。

素ッピンで歌ってた頃の↓


たしか,この今日のレコードジャケットは,コートを着た男女のイラストで,
当時流行った肩パットの入った逆三角形のコートを着たシルエットで,
いかにも80年代的なタッチのイラストだったなぁ。

80年代的なイラストで思い出すのは,鈴木英人とかペーター佐藤とか,
峯村良子とか,天野喜孝(の「吸血鬼ハンターD」の挿絵の頃)で,
イラストレーターという職業で絵を描いている人が多かったなぁと思う。
アニメやマンガとは別に…。

わたせせいぞうとか,原田治とかの,なんていうかポップ?イラストも,
80年代感あるねぇ。

なんか,アルフィーの歌からそれたけど…。