21世紀6055日目のオンガク

曲名:大空と大地の中で
歌:松山千春
1977年


道産子は,この歌は北海道のイメージソングだ的な気持ちでいる。
松山千春は,あれだべ? 北海道弁がきついべ。
昔は(1970年代~80年代)ずっとラジオに出てて,
こってこてのガッツリ北海道弁でしゃべりまくっていた。
しかも穏やかな道産子らしい北海道弁じゃなくて,
乱暴なのだ。
「おまーえ,あれだべ,あれだべや,な!」的な。

北海道のイメージソングと言えば,もう一つは,
北の国からのテーマだけど(って,ほんとにそうかい?)。
ドラマの主人公黒板五郎さんは,一応北海道弁をしゃべっている。
田中邦衛の演じている北海道弁は,独特過ぎて実際の北海道弁とは
ちょっと違うんだけれども,あの,
「いやいやいやいや,今日はなまら寒いんでないかい。
 あれかい? ストーブつけるかい?」的な,のんびりしたほうの
北海道弁てのもあって,こっちは,
「いやぁ,あんた,あれだもねぇ」みたいなもっさり感たっぷり。

北海道弁の話しをし始めると,終わんないので,やめとこうっと。

で,この歌で思い出すのはね,いとこの結婚披露宴(もちろん会費制)でさ,
新婦のお父さんが,最後に,「歌います」っつて,
この歌を歌い出したんだわ。まったく素人の普通の熱唱さ。
いやいやいや,披露宴がお父さんの歌で終わりかい?(大泉洋ちゃん風に) 
ちょっと笑っちゃったさ。
娘に送る言葉は,千春の言葉なんだねぇ。
力の限り生きてやれ!