21世紀6050日目のオンガク

曲名:1812 Overture (序曲1812年
作曲:Tchaikovskyチャイコフスキー) 
1882年


父の誕生日なので,父が好きなチャイコフスキーを選んでみた。
この曲は,チャイコフスキーが,
博覧会か何かで演奏する序曲を作曲してほしいと依頼されて,
渋々書いたらしい。
ド派手にしておけばいいか,ぐらいの勢いだったのかもしれない。
1812年は,ロシアがナポレオン率いるフランス軍を蹴散らした
歴史的な出来事を題材にしていて,だから,
最後のほう(13分頃から聞くとよいです),
鐘はカランカラン鳴るは,勇ましいマーチが出てくるは,
挙句に大砲どんどんぶっ放すは,で,とにかくお祭り気分だ。
のだめカンタービレの映画でも,大砲入りでこの曲を演奏するシーンが
あって,それはそれである程度見ごたえがありました。

ところで,父はチャイコフスキーの特にバレー音楽が好きな,乙女趣味なのに,
自衛隊が一般解放されるお祭りの日みたいなのも好きで,
そのせいで愚弟は,自衛隊機が大好きで,カメラ片手に飛行機観に行くヤツで。

ある時(2008年),千歳の島松駐屯地で,本物の大砲をつかって,
自衛隊の音楽隊と地元の高校のブラスバンド1812年を合同演奏をする
というのを知り,父が行くぞ!と,いうので,その頃全然クラシックなど
聞いてなかった私と母も,行ってみることに。

演奏の前に,赤い旗が降りたら大砲が鳴るとの説明があって,いよいよ
演奏開始。
その頃持ってた,ちゃっちい携帯の動画(充電が間もなく切れる頃)で,
撮ってみたんだけれど。
ドーンッ!ドーンッ!って思いの外大きな地響きで,
「うわぁ~」なんて驚いたところで,
うっかり「停止」ボタンを押してしまい,
ものの20秒も経たないうちに,撮影終了凹
それが,このカケラみたいな動画↓


まぁ,珍しい物を聞けたので,いいですが,なんとも物騒です。
父よ,お誕生日おめでとう。