21世紀6049日目のオンガク

曲名:In This Country(明日への勝利)
歌:Robin Zander(ロビン・ザンダー)
1987年


今日は,愚弟の誕生日ということで,この曲を選んでみた。
同性のきょうだいではないし,年もちょっと離れていて,一緒に
楽しむテレビとか音楽とかはあまりないのだけれど,
1980年代終わりから90年代初めのF1グランプリは毎回,二人とも観ていた。
古館さんが,実況をやっていたころから,セナが亡くなった少しあと
くらいまでの数年のこと。

F1グランプリの曲なら,オープニングのTROUTHだろ,と言いたいかも
しれないけれど,これは,
シルヴェスター・スタローン主演の『オーバー・ザ・トップ』という,
アームレスリング映画(=腕相撲映画)の挿入歌で,この
映画を映画館で観たし,当時まだレコード盤のサントラを買って,よく
聞いてたからね。こっちを選んでみた。

F1グランプリの中継ってのはたいてい,真夜中に始まって,何時間か
かかるので,ビデオに録画してみたりしてた。
ミハエル・シューマッハがまだデビューする前かした頃か,とにかく
全然まだまだ知られてなくて,
アイルトン・セナナイジェル・マンセルアラン・プロスト
デーモン・ヒルミカ・ハッキネン中嶋悟などなどが活躍してた頃。

愚弟が,中嶋悟トークショウがあるといって,喜び勇んで行ったのだけれど
雷がひどくなり,屋外でやってたものだから,近くに落雷して,
途中で終わって帰ってきたりしていたのを思い出す。

私は,イギリス出身のナイジェル・マンセルが好きで,
このおっさん,すごく好戦的なのだけれど
プロストやセナにはなかなか勝てなくて,万年3位とか,そんな印象だった。
セナは別格で,ファンだといわなくても,F1=セナみたいな雰囲気もあって,
セナが死んだ時は(私は独り暮らしを始めていたので,愚弟と一緒に
観てたわけではないが),
まだF1の中継番組は始まっていなくて,他の番組をやっていたのが途中で切れて
急遽,セナがクラッシュしたという中継にかわった。
寝ながら観ていた私も,跳び起きた。その時はまだセナが運ばれる映像で
生死は分からず,ずっとその中継を見てたけれど,
福井アナや今宮さん,川井さんが,泣きながら,セナの訃報を伝えて,
私も,心臓が痛むほどドキドキしながら,それを見てた。

その後,電話で愚弟と話したような気がするけど,もう忘れてしまったね。

悲しい思い出になってきたなぁ。

それで,車好きの愚弟は今でもラリー車が大好きで,妻子に怒られながら,
派手な車を乗り回しておる凹