21世紀6006日目のオンガク

曲名:交響曲第7番第4楽章
作曲:ベートーヴェン 
演奏:カルロス・クライバー指揮,ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団


ベト7』の最終楽章。
こないだ,6000日目がたまたま,ベト7第2楽章だった。
 >>6000日目のオンガク

クラシックなんか絶対聞かないもんね~というツワモノでない限り,
モーツァルトだとかベートーベンだとかが,交響曲を作曲していると
ご存知だろう。

で,私もそれほど聞いてるわけでないけど,一応,
交響曲ってのは,オーケストラ(いろんな楽器大勢)で演奏する曲で,
フォーマットが決まっており,たいてい第1楽章~第4楽章まである。
それぞれの楽章はまぁ短くて5,6分,長いと20分とかそれ以上もある。
平均して楽章ひとつが10分くらいだとすると,1つの交響曲は,だいたい
40分はかかる。
楽章と楽章の間は一呼吸つく間があって,思わず拍手したくなるけど
1曲の途中なので,拍手しないというのが作法のようだ。

フォーマットをもっと見ていくと,
第1楽章は,キャッチーな出だしにしておくと,みんな聞いてくれるから
頭が有名って交響曲は多い。ベートーベンの交響曲第5番の第1楽章のド頭は,
あの有名な,ジャジャジャジャーン だ。
たいてい聞いたことあるメロディは,第1楽章が多い。
そして第2楽章は,ゆったりしてたり,しんみりしてたり,ちょっと暗い
感じにする。
第3楽章は,ちょっと中休み的な楽章で,
第4楽章は最終章だから,どんどこどんどこフィナーレに向かって行く感じ。
たいていそういうふうに作られる。

で,今回は第4楽章で,フィナーレに向かって,盛り上げに盛り上げる。
ジャンジャカ,ジャンジャカすごい。
この指揮者カルロス・クライバーの指揮は,ひと際派手で,見てて楽しそうで
飽きなくて,好きです。踊ってるみたいだし。

ジャン,ジャカジャン!
ブラボ~!!

ところで,5月末に,地元で年1回開催される札響のコンサートってのが
あって札幌からオーケストラが来るのだけれど,それを見に,聞きに行って
きました。
毎年行っていて,ブラボーな年も多いのだけれど,
今年は,なんつぅうか,ガチャガチャだった(^-^;
最後の曲が,ラベル作曲のボレロで,最後の最後,全ての楽器がフォルテシモ
っつって大きい音になるんだけど,思わず「うるさ~い」(by怪物くん)と
心の中で叫んじゃうような…。
しかも,楽器によっては,蛇使いか!とツッこみたくなるソロも。
いやぁ,一緒に行った母と,久々に笑った。
あれは,会館の音響が悪いせいもおおいにありそうだけれども
それだけでもないだろうなぁ…。