21世紀5964日目のオンガク

曲名:花の乱
作曲:三枝成彰
1994年大河ドラマ花の乱』放送開始


大河ドラマは,たいてい観ている。子どもの頃からの習慣になってるんだね。
これ,1994年だから,もう20年以上前の大河ドラマ
視聴率も評判も悪かった『花の乱』だけれども,
私と私の周りの人達には好評だったなぁ。

ヒロインと夫の若い頃を,これでデビューした松たか子
当時まだ新之助だった市川海老蔵という,歌舞伎界のビッグカップル。
後に松たか子がブレイクするとは,この時はあんまり思わなかったけど。
とにかく初々しかった。
新之助は父の團十郎に代わるので,それは評判になった。
松たか子三田佳子に代わるわけだけど,
三田さんの大河ヒロインはいつもこける。

暗くて,おどろおどろしいところもあって,夢占いみたいのとか
呪文をかけたりするとか,毎度,
ヒロインの夫(團十郎)が,琵琶をビロロロ~ンと弾いてはぼやき,
箱庭をいじってはまたぼやき…という,ドラマ。
この繰り返しが却って面白くて,言ってしまうと,「笑える」大河だった。
歴史がどうとかよりも,その,なんていうか,ちょっとした
ファンタジードラマっぽかった。

そして,まだ「あぐり」に出演する前の,野村萬歳が細川管領として登場。
知られてないというか,私は観たことの無い俳優で,
若いのに,声の出し方が尋常じゃないうえに,舞を舞えばこれまた素晴らしく,
この人何者? 凄い人出てきた! と思った。

大河ドラマで凄い人出てきた!と思ったのはこの作品が2度目。
1度目は「炎立つ」に出た,まだまだ若かったトヨエツだ。

ま,そういうわけで,個人的には好きなほうの大河ドラマだ。
再放送してくれたら,絶対録画して永久保存だ。