21世紀5823日目のオンガク

曲名:La Plus Belle Pour Aller Dancer (アイドルを探せ)
歌:Sylvie Vartan (シルヴィ・ヴァルタン
1964年


この曲,大好きだなぁ。
フランス映画『アイドルを探せ』の中で,シルヴィ・ヴァルタンが歌ってます。
前歯の隙間があって,すきっ歯で,いい。わざとなのかも。
おこがましいが,私も子どもの頃から天然のすきっ歯で,
前歯が小さいけでもなく,ちゃんと前を向いている歯のに
なぜそんなゆとりがあるのか,大人になるまでわからなかったんだけれど,
歯医者を変えたら,新しい歯医者さんから,
「上の犬歯は2本とも抜いたんですか?」と聞かれた。
その時は,親知らずも抜いたことなかったので,抜いてないって答えたら,
「じゃぁ,もともとここの歯が生えなかったんですね」と言われた。

思い返せば,子どもの頃,母からお裁縫を習って(というか,家庭科で
縫物をするからとかそういう理由で,うちで縫物の練習をしていて),
縫い終わって,糸を歯で切っちゃいなさいと言われ,
何度も試したのだけれど,全然切れなかった。
「簡単でしょ,ここで糸を切るだけでしょ」と半ば怒られたのだけれど,
出来なかった。
その後,大人になるまで何度もトライしたが,
ガッチガチと紐でも噛み切るようにしないと,全然だめで。
まさに,文字通り,歯が立たなかった。

犬歯は「糸切り歯」とも言われる。それが無いんじゃないかと指摘されて
そうか!だから糸が切れなかったのか!と大いに納得した。

ところが,だ。
更に数年後,別の歯医者で,
私はこういうわけで,犬歯がもともと生えなかったみたいだと言うと,
「いや,本数は足りているから,犬歯が生えていないわけではない」と
言われた。
と,なると・・・,
考えるに,あれだな,犬歯の形に問題があるんだろうな。
きちんと犬歯の役割を果たすほどに尖っていないんじゃないかな。
そう解釈しなければ,糸が切れない理由が付かない。