21世紀5019日目のオンガク

曲名:花のささやき  歌:下成 佐登子  1985年(「小公女セーラ」放送)       


世界名作劇場の長い歴史の中で、もっとも過酷で壮絶ないじめにあったヒロインの物語「小公女セーラ」の主題歌。
いじめ抜かれる黒髪、黒い瞳のヒロインが無抵抗でひたすら人を信じようと努力するあたりが、この主題歌の、どこか昭和歌謡的な、または演歌的なゴージャスさと合ってるねぇ。
美空ひばりが歌ってもいいくらいの歌だと思うわw

「♪~私だって、泣こうと思ったら、声をあげて、いつでも泣けるけど」
でも、矜持として泣かないんだよ、心の花を咲かせているのだから。
ってのが、利くよねぇ。人としてのプライド、気高さ、かね。

最終回
ラビニアが、「あなたが、ダイヤモンドプリンセスからダイヤモンドクィーンになるころ、私はアメリカ大統領夫人よ」的なことを言うのがなんまら印象的。
負けても捨て台詞を忘れない骨太いじめキャラ、ラビニア。