21世紀5608日目のオンガク

曲名:長崎の鐘
歌:藤山一郎
1949年


長崎のお医者さんが書いたエッセイを題材に書かれた歌だと聞いた。
原爆で亡くなった妻を偲ぶという内容の名曲。
途中で長調に転調するところが,グッとくる。
胸に迫る。
私が子どもころは,藤山一郎といえば,年末のNHK紅白歌合戦で勝負がついた後,
最後に登場して,蛍の光の指揮をしていた人というイメージ。
ギリギリ,歌を歌っている姿もテレビで見たことあるかな,ぐらいのおじいさんだった。
若者が歌う反戦歌の類ではないけど,それ以上に,平和の願いが染みわたる。